掲載情報

上田信隆さんの〈みどりの日小皿に分けるパンケーキ〉の句が、『俳句』八月号「令和俳壇」において星野高士選の佳作に入選。

栗山政子さんの〈ふうの木の風よく見ゆる今朝の秋〉の句が、『俳句』八月号付録「俳句手帖」に掲載されています。

栗山政子さんが『俳壇』八月号「特集 夏の俳句昆虫記」に次の五句と短文を寄稿。

 声を聴く   栗山政子

 黒揚羽飛ぶ全景の森閑と
 途切れ途切れにまくなぎの声を聴く
 風吹いてゐる蜘蛛の囲の向かう側
 池の面の樹を登りゆく水すまし
 また同じニュースや火取虫狂ふ

栗山政子さんの〈星おぼろ石のベンチのこそばゆし〉の句を「帯」十号(長浜 勤主宰)「現代俳句鑑賞」で新井秋沙氏がとりあげ批評されています。

〈神木へ声のぶつかる春隣〉の句が「好日」八月号(髙橋健文主宰)「受贈誌御礼」に、〈鳥ぐもり石動かせば大き穴〉の句が「山繭」八月号(宮田正和主宰)「諸家近詠」にとりあげられています。