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『俳壇年鑑二〇二二年版』に次の方が作品を寄稿。

栗山政子
マグネットボタンかちりと青嵐
花合歓や白雲が過ぎ鳥が過ぎ
再会はほんの束の間いわし雲
昼顔の咲き放題や海遠し

上田信隆
底冷えやポストに刺さる新聞紙

つげ幻象
知恵の輪に夜のほどける白露かな

柘植史子
コスモスとゐる今だれからも自由

徳永芽里
青嵐レントゲン車に人並び


柘植史子さんが『俳句』六月号「創刊七十周年特別企画」に、次の祝いの一句と短文を寄稿。

 泉湧くこゑ途切れずに紛れずに

栗山政子さんの〈昼時をうすうすと降る桜蘂〉の句を「たかんな」六月号(吉田千嘉子主宰)「現代俳句の四季」で、吉田千嘉子主宰がとりあげ批評されています。