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柘植史子さんの〈ラムネ玉からんと鳴つて日が真上〉の句を「郭公」十二月号(井上康明主宰)「俳壇の今」で柿沼 茂氏がとりあげ批評されています。

つげ幻象さんが『俳壇』十二月号「俳壇ワイド作品集 今月の代表」に次の七句を寄稿。

 貝の口 つげ幻象

背筋正して秋風に運ばるる
されど無月深紅のワイン注ぎ足して
くつきりと雨の境目栗拾ふ
貝の口ひらく勤労感謝の日
人影へ火影をかざす寒さかな
去り際に案内されたる冬薔薇
雪の夜の「ホルモン」の文字煌々と

・「ふう」二十五号秋号について「閏」十二号(守屋明俊代表)で本多遊子氏がとりあげ批評されています。