掲載情報

柘植史子さんの〈百本もあれば鶏頭には見えず〉の句がふらんす堂のホームページ、「田島健一の『平成の一句』」(十月七日)で、また〈夕立の匂ひに髪を束ねけり〉の句を『俳壇』十一月号「俳壇月評」で茅根知子氏がとりあげ批評されています。

海野良子さんの〈早口に耳追ひつかぬ木下闇〉の句が「谺」十月号(山本一歩主宰)の「受贈誌の一句」にとりあげられています。

栗山政子さんの〈風吹いてゐる蜘蛛の囲の向かう側〉の句を『俳壇』十月号「俳壇月評」で茅根知子氏、「雲取」九・十月号「鈴木太郎主宰」「現代俳句管見」で鈴木多江子氏、「風土」十月号(南うみを主宰)「現代俳句月評」で中根美保氏がとりあげ批評されています。また、〈薫風や濃き木漏れ日を栞とし〉の句が「くぢら」十月号「受贈俳誌美術館」にとりあげられています。

つげ幻象さんの〈美濃紙の模様の著し春日差〉の句が「くぢら」十月号「受贈俳誌美術館」に、〈なまぬるき風のはこべる祭笛〉の句が「雲の峰」十月号(朝妻 力主宰)「他誌拝読」に、〈自転車を借りる駅前青嵐〉の句が「湧」十月号(甲斐遊糸主宰)「受贈俳誌より」にとりあげられています。